毛穴の角栓って治せるの?

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角栓は、スキンケアの記事でよく目にする言葉ですが、いったいどんなものか、正体を知らない人も多いのではないかと思います。

角栓とは、皮脂腺から分泌された皮脂や古い角質が毛穴の中で固まったもの。毛穴に角栓ができ排出されずにいると、ニキビなどの吹き出物や毛穴の黒ずみが起こります。

さまざまな肌トラブルを引き起こす角栓ですが、長く毛穴に留まるとさらに治しにくくなってしまうので注意が必要。

まず角栓をつくらないようにガードしたいし、できてしまったら早めのケアで解消したいものです。

「できてしまったらどうしよう!?」角栓について不安に思う人も多いかもしれませんが、大丈夫!

毛穴に角栓ができても、正しいケアを継続することで改善できます。

では角栓についてたっぷりとご説明しましょう。

角栓(毛穴汚れ)ができる5つの原因とは

まず、毛穴の中の汚れのかたまりである角栓ができる原因からお話します。

新陳代謝の低下

肌の新陳代謝をターンオーバーと呼びますが、これは加齢によってしだいに周期が長くなります。

つまり肌の生まれ変わりに時間がかかるようになるのです。

それによって、肌の老廃物を速やかに外へ排出できなくなります。

老廃物とは、古い角質や皮脂、ホコリなどを指します。

それがうまくはがれ落ちなくなって毛穴の中に詰まると、角栓になってしまうのです。

角栓をつくらないためにも、新陳代謝を促す健康的な生活を送ることが大切です。

皮脂の過剰分泌

皮脂とは、ご存じのように肌の皮脂腺から分泌される油です。

これが肌に保護膜をつくり、刺激や乾燥から防いでくれるのです。

さらに皮脂は脂肪酸をつくり、肌を弱酸性にしてくれます。

肌が弱酸性をキープしていると雑菌が繁殖しにくくなり、健康に保たれます

皮脂の分泌量は適切な量ならいいのですが、少なすぎるとシワや肌荒れが起こります。

そして分泌が過剰になると、余った皮脂が毛穴に詰まり、そこで固まることによって角栓になります

化粧残り

化粧落としをしたとき、残った汚れがあると、それが毛穴に詰まって角栓の原因になります。

とくにリキッドファンデーションなど油性のメイク料は肌への伸びはいいのですが、毛穴の奥にも入り込みがちです。

それがきれいに落とせないと角栓の材料になります。

また練りタイプのアイシャドウやチークなども、毛穴に残りやすいメイク料です。

また日々の化粧落としは、ついいつもと同じ方法になりがちですね。

自分ではきちんと落とせているつもりでも、汚れが残っていることがあります。

それが日々蓄積されると、毛穴の中で角栓をしだいに大きくしてしまいます

化粧落としをするときは毛穴まできちんと汚れが落ちているかどうか、一度確認してみましょう。

肌の乾燥

肌が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌されて毛穴に詰まりやすくなります。

「乾燥しているのに油が出るの?」と意外に思われるかもしれませんが、肌の潤いが低下すると皮脂腺はそれを察知してどんどん皮脂を分泌するようになるのです。

とくに鼻やアゴのTゾーンは外気に触れやすく、頬杖をついて手で触れたりするなど刺激を受けやすい部分です。

Tゾーンがオイリーな人が多いのは、刺激によって潤いが奪われ、皮脂が過剰に分泌されるからです。

角栓をつくる一因となる肌の乾燥には気をつけましょう。

ストレス

「ストレスが多いと角栓ができる」そう聞くと、ちょっと不思議なようですが、次のようなメカニズムによって作用が起こります。

ストレスは二つの原因から角栓をできやすくします。一つは、ストレスによりターンオーバーが乱れ、古い角質などが排出されにくくなること。

もう一つは、ストレスによって交感神経が活発化してしまうこと。

副交感神経とともに自律神経を司っている交感神経はアドレナリンを分泌し、皮脂腺の活動を促進します。

その結果、皮脂が過剰分泌されてしまうのです。

ストレスは心身どちらにもリスクを及ぼしますが、お肌の働きにもまた悪影響を与えてしまうのですね。

角栓で詰まった毛穴を放置してしまうとどうなる?

毛穴に角栓が詰まったまま放置していると、肌への悪影響が出てきます。

その状態がずっと続くと、改善するのに時間がかかる肌トラブルにまで発展することも。

放置すると次のようなことが起こりやすいので、どうぞ注意してくださいね!

見た目が良くない

人の顔を見たときに、毛穴は意外と印象に残るパーツです。

「あれ?毛穴が白いな」「小鼻の毛穴が黒ずんでるかも」そんなふうに思いませんか?

自分で意識している以上に、毛穴は目立ちやすい部分なのです。

とりわけ小鼻や鼻のアタマが点々と黒くなる “いちご鼻”は、本人には深刻な悩みになりますね。

毛穴をキレイにして、肌の印象をぐっとアップしたいものですね。

だんだん悪化していく

角栓を放置していると、毛穴に詰まったまま固くなり、さらに排出されにくくなります。

こうなると、皮膚はターンオーバーを促しているのに老廃物が排出されず、新たな新陳代謝もできないので角栓がどんどん悪化してゆく状態です。

そのうちしだいに毛穴の色が黒ずんできます。

詰まった角栓が酸化して黒色に変化するのです。

また角栓によって毛穴が開いていますから、紫外線を浴びやすくなります。

気をつけて欲しいのは、紫外線を浴びることによって毛穴周辺の皮膚にシミができやすくなること。

できたシミはなかなか改善できません。

くれぐれも角栓を放置してしまうことにはご注意です。

ニキビの原因になる

角栓が詰まった状態は、きれいなたとえではないですが、いわば “便秘”と同じ。

出すべきものが除去されず、新たに皮脂などが過剰に溜まっていく状態です。

詰まった角栓を放置していると、ニキビができやすくなります。

詰まったままの毛穴にニキビの原因菌であるアクネ菌が侵入するのです。

思春期にできるニキビは治りやすいですが、20歳以上の人にできる “大人ニキビ”には注意が必要!

大人ニキビは治しにくく、ニキビ痕も残りやすいのです。

詰まった毛穴は放置せず、なるべく早く正しい対策でケアしたいものですね。

角栓の正しい対策方法とは?

角栓を放置するとさまざまな悪影響があることがおわかりいただけたかと思います。

ではどうすれば角栓を予防・改善できるのでしょうか。

それには次の3項目を試してみてください!

無理に角栓を取ろうとしない

思春期の頃、こんな体験をした人もいるかと思います。

ちょっと汚い話になりますが、できたニキビを指先で押さえると白い脂のかたまりがニュッと出てきます。

その時は「角栓が出た!」と思っていましたが、これは美容面から見ると大きなNG

毛穴に詰まった角栓を無理やり押し出すと、痕が残ってしまうことがあるのです。

理由は、爪先などで力を加えることによって肌にダメージが残ること。

私たちが思う以上に、肌には刺激に弱い性質があります。

「これくらい大丈夫だろう」と刺激を加えると、大きなリスクをおかすことも。

ひどいケースでは毛穴が塞がってしまうこともありますし、ニキビ痕が凸凹になって、いわゆる “みかん肌”の状態になってしまうことも。

また雑菌が侵入し、皮膚炎を起こすこともあります。

くれぐれも、角栓は無理に取ろうとしないでくださいね!

クレンジングを見直す

「毛穴の汚れをキレイに落とさなきゃ!」

いつもそう意識していると、自分の肌には合わない、洗浄力が強すぎるクレンジング剤を使ってしまうことがあります。

これは角栓ケアには逆効果です。

肌の潤いが奪われ過ぎると、皮脂腺は頑張ってさらに皮脂を分泌します。

クレンジングによって皮脂過剰の状態になってしまうんですね。

そうするとそれが毛穴に詰まってさらに角栓を形成することに。

きめの荒いスクラブ入りクレンジングなど、肌に負担を与えるクレンジング剤はなるべく避けましょう。

洗顔を見直す

角栓を改善する最もいい方法は、肌のターンオーバーを促して詰まった角栓を自然に排出すること。

力を入れて押し出したり、薬剤の力で取り除くより、自分の肌の力で角栓を自然に排出することが望ましいのです。

そのためには、ひごろの洗顔方法もまたチェックしたいポイントです。

気をつけて見て欲しいのは、正しく汚れを落とせているかどうか。

正しい洗顔法とは、肌の潤いを取り過ぎず、毛穴の中まできちんと汚れが取れる方法です。

 

洗顔をし終わったとき、肌がつっぱり乾燥するというときは、洗浄力が強すぎる洗顔剤を使用していることがあります。

また洗顔が終わった後、まだ脂っぽさが残っているときは、洗浄力不足の場合があります。

さらに時間が経つにつれて顔に皮脂がどんどん出てくるときは、洗浄力が強すぎて皮脂が過剰分泌されている可能性があるので、気をつけましょう。

 

さらに洗顔は回数もまた大切です。

基本的に洗顔剤を使用しての洗顔は 1日に1回でOK

朝晩洗顔剤を使って洗うと皮脂がとれ過ぎてしまいます。

夜に洗顔剤を使ったら翌朝は水洗顔で十分です。

またお湯で洗うのは乾燥の原因になるので、なるべく水で行いましょう。

毛穴の引き締めをしっかり

角栓が詰まった毛穴は開いた状態になっています。

角栓ケアでは、洗顔をしっかり行い肌の新陳代謝を促すと同時に、毛穴の引き締めを行うといいでしょう。

そのために役立つのは引き締め効果のある化粧品です。

毛穴が引き締まり肌のハリがアップすると、それだけでも肌がふっくら持ち上がり、毛穴が目立たなくなります。

今はさまざまな方法で毛穴にアプローチする商品が出ていますから、情報収集したいものですね。

毛穴の角栓対策におすすめの化粧品をご紹介

毛穴の角栓対策に効果のある化粧品を、クレンジング・洗顔剤・化粧水に分けてご紹介します。

クレンジング

maNara ホットクレンジングゲル

肌を乾燥させずに毛穴汚れをしっかり落とす美容液タイプのクレンジングジェル。

美容成分が角栓を柔らかくし、古い角質や毛穴の汚れをとれやすくします。

オリーブオイルなどの成分が毛穴の汚れを溶かし出し、メイクと毛穴汚れを根こそぎからめとります。

二度洗いは必要ないのでお手軽に使用できます。

\まず公式ページを確認したい人は♪/
maNaraホットクレンジングゲル公式HP

D.U.O ザ クレンジングバーム

「ナノマトリクス」と呼ばれる特殊カプセル構造を使用したバーム。

肌にのせたときは固形ですが、手でなじませるととろけます。

「ナノマトリクス」の特殊カプセルは伸縮性に優れ、ソフトスクラブ効果を発揮します。

毛穴の汚れや古い角質を優しく取り除くと同時に、配合されている天然植物エキスとビタミンによってエイジング効果も。

1本でクレンジングから角質ケア、トリートメントまでを行えます。

\まず公式ページを確認したい人は♪/
D.U.Oザ クレンジングバーム公式HP

洗顔剤

ビーグレン クレイウオッシュ

洗浄力が過ぎる泡洗顔が、大人の肌に起こすトラブルを考慮してつくられた洗顔剤。

「モンモリトナイト」という天然クレイがもつ「汚れだけを吸着する力」によって、汚れや古い角質を吸着してスッキリと洗い上げます。

スクワランやヒアルロン酸など肌の保護成分を配合しているので、必要な皮脂や肌の潤いはキープしたまま優しく汚れだけを落とせます

\まず公式ページを確認したい人は♪/
クレイウォッシュ公式HP

健康コーポレーション どろあわわ

発売以来、リピーター続出の泥豆乳石鹸

ターンオーバーの乱れなどにより肌の表面に古い角質が残ってしまう「角質肥厚」をスッキリ落としてくれます。

イソフラボンをふくみ美容成分として古くから注目されてきた「豆乳発酵液」と沖縄産マリンシルトなどの泥を合わせ、それにコラーゲン、ヒアルロン酸などを配合した石鹸です。

白い濃密な泡をフカフカに泡立て、それでそっと洗顔するという過程も楽しく、人気を集めています。

\まず公式ページを確認したい人は♪/
どろあわわ公式HP

化粧水

ドクターシーラボ VC100エッセンスローション

肌のハリ不足、毛穴の開きにアプローチするビタミンC化粧水。

進化したビタミンC誘導体を200%の高濃度で配合、肌サイクルを整え、ハリと弾力を与えながら滑らかな肌を保ちます。

また年間を通して低温安定度に優れる富山湾のミネラル水を使用、無香料・無着色・アルコールフリーのため敏感肌の人にも向いています

 

\まず公式ページを確認したい人は♪/

VC100エッセンスローション公式HP

 

https://www.ci-labo.com/shopping/product/00033744/

フジフィルム ASTALIFT ローション

水溶性・浸透性・ピココラーゲンという3種のコラーゲンとヒアルロン酸が角層まで届き、みずみずしい肌へと働きかけます。

テクスチャーには“モイストアップテクスチャー”を使用、べたつかずサラッとした使い心地でありながら、肌にしっとり感が残ります。

香料にはバラの中でも香りが高いダマスカスローズを採用、お手入れしながら香りも楽しめます

\まず公式ページを確認したい人は♪/
ASTALIFTローション公式HP

角栓を改善するための方法まとめ

肌への大きなダメージとなる角栓を改善するためには、肌に刺激を与えすぎず、甘やかさず、ほどよいスキンケアを行うことが大切です。

さらに、進化した化粧品の力を借りることも有効です。

いつもお肌の状態を意識しながら、ストレスにはうまく対処するなど、心身ともに健康的な生活を送ることが角栓を取るための早道です。

どうぞ毛穴ケアを怠りなく、キレイを実現してゆく毎日を送ってくださいね!

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