顔にできるニキビの種類や原因を学ぼう
スポンサーリンク
ひとつあるだけでも、どうしても気になってしまうニキビに悩まされていませんか?
せっかくのデート前・大事な面接の日・女子会、などの時にニキビが出来てしまうと本当に困ってしまいます。
ニキビに悩まされるのはみんな一緒!ですが、顔にできるニキビは色々な種類があるんです!
また、種類や場所によってその原因も違うんですよ。
今回は、ニキビの様々な種類や原因について見ていきましょう!
ニキビの色で顔のニキビを確認!
あなたの顔にできるニキビで、色が違うときはありませんか?
ニキビには大きく分けて4色もの種類がありますが、人によって出来やすい種類もあるそうです。
またその種類によって対処の仕方も変わってきます。
赤ニキビについて
まずは、ニキビができるメカニズムから見直していきましょう。
私たち人間の全身には皮脂線が存在していて、その皮脂腺から分泌されている皮脂がつまってしまうことが原因でニキビができると言われています。
皮脂がつまる原因は人によって本当に様々な要因があるのですが、どの理由であれ皮脂つまり=ニキビができる状態、と覚えておくと間違いないでしょう。
そしてその皮脂がつまった場所に皮脂を大好物としているアクネ菌が繁殖して皮膚に炎症を起こすのですが、赤ニキビがまさにその状態です。
すでに炎症が起きてしまっているので、あとはもう刺激せずに炎症を鎮める薬や化粧水などを使うしか対策がありません。
赤くなっていて目立つニキビなので指で触りたくなりますし、女性の方は化粧でどうしても隠したくなってしまいますが、どちらも悪影響を与えるので我慢してください。
炎症真っ最中の赤ニキビは痛みを伴うことが多く、痒い赤ニキビは乾燥している可能性が高いです。
痛い赤ニキビのピークは大体4日程度と言われており、それを超えると無痛の赤ニキビとなり回復へと向かいます。
白ニキビについて
白ニキビは皮脂の詰まりが原因でできてしまう、ニキビの初期状態です。
白ニキビはぽつぽつと直径2mm程度の細かなブツブツが出ている状態で、皮脂がうまく排泄されていないために毛穴が詰まり皮膚まで膨らんでしまっています。
赤ニキビの前の段階で、まだ炎症を起こしていない状態ですが不清潔にしていたり、不規則な生活を送るなど肌にとって好ましくない状態が続いてしまうと炎症が起こり、そのまま赤ニキビに変化してしまうので要注意です。
また、白ニキビは潰しても良いと言われています。
手でつぶす場合は綺麗に手を洗ってから、もしくは以下のような器具を使っても良いでしょう。
Anjou 角栓とり 毛穴ケア専用キット 角栓プッシャー コメドプッシャー 抗菌ステンレス 5本セット
皮膚科でも白ニキビを診てくれますので、炎症が起きる前に病院を受診すると悪化を防げるのでおすすめです。
黒ニキビについて
パッと見るとホクロのようにも見えてしまう黒ニキビは、皮脂がつまった毛穴の汚れが酸化してしまっている状態です。見た目は違いますが、原因としては白ニキビと似ていますね。
ぶつぶつしているのでこれもまた気になってしまう外見です。
黒ニキビも白ニキビと同様に炎症は起きていない状態ですが、ケア方法や生活環境によって炎症を起こしてしまう危険性が考えられます。
毛穴が大きく開いていて潰したくなりますが、洗顔をして肌を清潔な状態に保ちしっかり保湿もしましょう。
薬を塗りたい気持ちもやまやまですが、市販薬として販売されているニキビ薬の多くは炎症を起こしているニキビに対するものがほとんどで、白ニキビや黒ニキビのような炎症がまだ起きていないものに対して効果が出ないことが多いです。
皮膚科では黒ニキビにも効く薬があるので、なかなか治らない方は病院を受診してみても良いでしょう。
紫ニキビについて
最後に、紫ニキビはニキビの色の中でも最悪の状態と言えるでしょう。
間違ったケア方法をしてしまうと、跡がずっと残ってしまう可能性が高いので注意する必要があります。
紫ニキビとは、ニキビの炎症部分に膿と血がたまって皮膚が膨れ上がってしまっている状態のことです。
炎症がマックスの状態で、周辺の毛穴にまで炎症が起きてしまっているのです!
重症化してしまっているので自然治癒を期待せず、皮膚科に行くのが賢明でしょう。
抗生物質などの飲み薬を処方してくれたり、ステロイド注射を打ってもらうようのが代表的な治療法です。
大人ニキビ?思春期ニキビ?
年齢によってもできるニキビの種類が異なり、スキンケア法も変わります。
大人ニキビについて
Tゾーンではなく、顎や口の周り、フェイスラインにできやすい大人ニキビ。
一度できてしまうと治るまでになかなか時間がかかってしまうのが特徴です。
思春期を終えた年齢以降にできるニキビのことを大人ニキビと呼んでいて、主にストレス・食生活の乱れ・睡眠不足・ストレス・化粧品。喫煙。飲酒、などが代表的な原因と言われていますが、原因をなかなか特定できない点が厄介です。
しかしこうして改めて見てみると、日常生活と密接に関わっている原因が多いのが分かります。
また、女性の場合大人ニキビは子宮や卵巣の病気から発生していることもあるので、特に注意が必要です。
大人ニキビはどうやってケアしたら良いかと言うと、まず上で述べたような大人ニキビの原因になりやすい生活習慣を改めることが第一です。
また、スキンケアをきちんとすることも大切ですね。最近では大人ニキビに悩む方が多いので、大人ニキビ専用の化粧水セットなどが販売されています。
トライアルキットを初めに試せるメーカーが多いので、自分に合った専用化粧水を見つけてみてはどうでしょうか?
思春期ニキビについて
思春期ニキビとはその名の通り中学生や高校生くらいの思春期真っ盛りの年齢になると増えてしまうニキビのことです。
思春期ニキビで初めてニキビと対面することも多いので、どうしたら良いのか分からず困ってしまうことが多いんですよね。
特徴としては額や頬などのTゾーンにできやすく、その原因は思春期の年頃に成長ホルモンがたくさん分泌されるので、皮脂も過剰に分泌されてしまうことにあります。
だいたい20歳前後の年頃まで思春期ニキビは続くと言われています。
また、過剰分泌された皮脂のせいで毛穴が非常につまりやすい状態になっているので、アクネ菌が繁殖して炎症も簡単にしてしまうことも。
そのために思春期ニキビは跡が残りやすいと言われているんです。本当に厄介ですね。
顔ニキビの場所
顔にできるニキビでも、様々な場所に発生します。
ニキビができでしまう場所によって、その原因は異なるんです。
しかし、原因が分かってしまえばもう気をつければ良いだけですので、少し安心できますね!
ほほ
ほほのニキビは顔の中でも最も気になる部分ではないでしょうか。
しかも、ほほにできるニキビは炎症しやすいので赤ニキビにもなりやすく、さらに悪化すると紫ニキビにまで悪化してしまうことも。
早いうちに対処する必要があります。
ほほニキビには大きく分けて2パターンあります。
片方のほほのみにできる場合と両方のほほにできる場合。
まず片方のみの場合の原因で最も多いのが、枕や布団などの汚れによる衛生状態の悪さです。
もしあなたのほほニキビが片方にしかない場合、どちらかのほほを下にして寝ていないか思い返してみてください。
そして両ほほにできる場合の原因は、ホルモンバランスの乱れや乾燥肌が関係している可能性が高いです。
美肌を保ってくれている女性ホルモンが減少し、皮脂の分泌を過剰にさせる男性ホルモンが増加するなどでホルモンバランスが乱れるとニキビが発生する条件がそろいます。
また乾燥肌も、肌これ以上乾燥させないようにと皮脂を分泌させて肌をコーティングしようとするので、皮脂の過剰分泌してしまいニキビができます。
大人ニキビでも思春期ニキビでもホルモンバランスの影響を受けているので、どちらのケースでもほほにニキビは発生しやすいです。
おでこ
おでこにできるニキビの大半は思春期ニキビと言えるのではないでしょうか。
思春期ニキビに悩む方の多くはおでこにニキビが発生しているんです。
その原因は思春期の頃に非常に乱れやすくなっているホルモンバランス・皮脂の過剰分泌が影響しています。
おでこは特に皮脂腺が多い部位なので、どうしてもニキビができやすくなってしまうんです。
そうとは言っても、大人ニキビでももちろんおでこにニキビができますよ。
大人ニキビの場合は、外的要因に影響されている可能性が高いです。
というのは、おでこは頭皮と最も近い場所なのでシャンプーやリンスなどの洗い残しに敏感になりやすい部位ですし、髪の毛もおでこに触れやすいので、汚れやすい部位ですね。
そのような外的原因がおでこの大人ニキビを発生・悪化させてしまいます。
鼻
鼻や鼻の周りにできてしまうニキビ。「イチゴ鼻」と呼ばれることもあります。
可愛らしい別名にも関わらず、非常に厄介者!
黒ずんでしまうことも多く地味に目立ちやすく、なかなか治りにくいことも多いです。
鼻には毛穴が多く存在していて、そこでは皮脂分泌が頻繁におこなわれています。
心身ともに規則正しい生活を送っていれば問題ないのですが、不規則な生活・運動不足・ホルモンバランスの乱れ、などに影響されると突然皮脂分泌が過剰になってしまい、ニキビができてしまいます。
特に女性の場合、化粧直しなどでもよく鼻にファンデーションを塗りなおす機会が多いと思います。
そうすると毛穴にさらに汚れが蓄積され、結果的に鼻の黒ずみへと繋がるのです。
口
口の周辺にできるニキビの多くは食生活と関係が深く、油っぽい食事を摂りすぎている事や食べすぎなのが原因です。
栄養バランスが乱れてしまっているうえ、胃腸がそれらのヘビーな食事を消化するのに疲れて弱ってしまっている証拠。
食事の見直しが必要です。
また、疲れやストレスなど体の抵抗力が落ちているときにも口元にニキビができやすくなります。
ストレスや疲労の蓄積は自律神経を乱す要因となるので、肌の新陳代謝が悪くなって肌のターンオーバーにも影響が出るために、肌に汚れがたまってニキビが発生するということです。
あご
あごにできるニキビは男性ホルモンの影響を受けている可能性が高いです。
男性だけでなく、女性も男性ホルモンの影響を受けます。
男性ホルモンは皮脂の分泌を過剰にさせる作用があるので、なんらかの原因で男性ホルモンが増えたときに過剰分泌された皮脂があごニキビを発生させるのです。
またそれ以外の原因として、頬づえもあごニキビをつくってしまう要因と言われています。
顔ニキビの原因
上で、顔の部位別に分けて原因を探ってきましたが顔ニキビ全般的に言える共通の原因もおさえておきましょう。
ストレスが溜まっている
ニキビだけに限らないことですが、ストレスと肌の状態は密接に関係しています。
精神的な負担が肌にでてしまうなんて恐ろしい話です。
ストレスには心理的なものと物理的なものの2種類があります。
心理的なストレスというのは主に、人間関係の悩み・仕事上の悩み・学校の悩みにおける不安や悲しみ、怒りなどのマイナス感情を抱えてしまう状態のことです。
そして物理的なストレスというのは、季節の移り変わり・気温の変化・満員電車・うるさい音、などの環境に影響されるストレスのことです。
このどちらのストレスも交感神経を刺激して過剰な皮脂分泌を促進するので、ニキビを発生させてしまう原因となるのです。
ホルモン
ホルモンには女性ホルモンと男性ホルモンがあり、男女性別関係なく人間はその2つのホルモンを両方とも備えています。
女性ホルモンは皮脂分泌を抑えてくれて、美肌作りに大活躍してくれる作用があるのですが、一方で男性ホルモンは皮脂分泌を促すという逆の作用があります。
本来ならば、この2つのホルモンのバランスがうまく取れていて肌の皮脂量もちょうど良い程度に保たれています。
しかしホルモンバランスが乱れてしまうと皮脂量の割合にも変化が出てニキビの原因となってしまうのです。
睡眠不足
睡眠不足も肌トラブルの大きな原因となりますよね、ニキビもその一例です。
人間にとって睡眠は欠かせないことなので、もし睡眠不足になってしまうと知らず知らずのうちにストレスとなり、結果的に自律神経が乱れてしまいます。
自律神経にはストレス時に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経がありますが、睡眠不足のときは交感神経が優位になり男性ホルモンがたくさん分泌されます。
上のホルモンの段落で説明したように、男性ホルモンが多量に分泌されるとニキビが発生しやすくなる状態になってしまいます。
遺伝
結論から言うとニキビは遺伝しませんが、ニキビになりやすい肌質は遺伝してしまいます。
それはどのような肌質なのかと言うと、毛穴が小さく皮脂が詰まりやすい肌質・皮脂分泌量が多い肌質・肌の新陳代謝が悪くターンオーバーがよく乱れてしまう肌質、です。
しかし、そのような肌質だからと言ってニキビができるというわけではありません。
きちんとした食生活やスキンケアをすると、ニキビ予防はできるので安心してくださいね!
顔ニキビ対処方法
では具体的な顔ニキビの対処方法をご紹介します。
洗顔に注意!
洗顔をすればするほど清潔になってニキビに効果がある!という考えは間違いで、逆に悪影響を与えます。
洗顔をしたくなる気持ちになってしまいますが、一日二回までを心がけましょう。
クリームで保護・保湿!
ニキビにも保湿は欠かせません。
乾燥もニキビの原因となるので、洗顔後はしっかりとクリームで保湿してあげてください。
皮膚科で診察する
皮膚トラブルのプロである皮膚科で診察するのもおすすめします。
自分では気づけなかったポイントや正しい治療方法を教えてくれます。
また皮膚科でしか手に入れられない薬も多く、効果も高いので一度試してほしいです。
薬を飲む
薬を飲んで体の内側からニキビを改善していく方法です。
市販薬でも簡単に手にいれることができますが、効果を感じるまでに時間がかかるかもしれません。
即効性があるのは皮膚科の飲み薬でしょう。
いかがでしたか?
ニキビの種類を理解すると原因も推測できるので、早期のニキビ改善に役立ちます!
一度自分のニキビと向かいあって考えてみてくださいね。
スポンサーリンク
※1.記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。
サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
※2.記事内の製品・サービスは、この記事に訪れた読者の方に最も適切だと判断したものを紹介しております。